第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

経営部門[Forest Management]

日付 2026年3月17日
開始時刻 16:30
会場名 201B
講演番号 D-14
発表題目 ドローンとAIによる森林資源量の全自動解析プログラムの開発
Development of a Fully Automated Forest Resource Assessment System Using Drone and AI
所属 精密林業計測株式会社
要旨本文  森林経営および伐採計画においては,高精度な森林資源量情報が不可欠である。しかし,森林は地形が複雑で立ち入りが困難な場合が多く,現地調査には多大な人手および物資を要する。さらに,近年の林業従事者の減少および高齢化により,調査・管理を担う人材不足が深刻化している。近年はドローン計測を用いた資源量推定が進展したが、単木解析の樹種分類は目視判読に依存する例が多く、処理の自動化・効率化は十分ではない。 本研究では、全国22箇所で収集した樹冠オルソ画像を教師データとし、優占針葉樹(アカマツ、カラマツ、スギ、ヒノキ)を対象に、Mask R-CNN のファインチューニングによる単木樹冠抽出および樹種推定を同時に行うモデルを構築した。精度検証の結果、テストデータでは91.0%、他地域データでは87.6%の全体精度を示した。これらを基盤として、ドローン空撮画像のオルソ化から、AIモデルによる単木樹冠抽出・樹種推定、樹高計算、胸高直径および幹材積算出までを一貫して処理する全自動森林資源量解析システムを開発した。
著者氏名 ○殷暁1 ・ 加藤正人1,2
著者所属 1精密林業計測株式会社技術開発部 ・ 2信州大学農学部
キーワード ドローン計測, AI, ディープラーニング, 全自動解析, 森林資源量
Key word Drone measurement, AI, Deep Learning, Fully automatic analysis, Forest resource