第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

教育部門[Education]

日付 2026年3月18日
開始時刻 14:15
会場名 406
講演番号 C-4
発表題目 一般向け森林学入門書の制作の試み
An attempt to create an introductory book on forest science for the general public
所属 日本大学
要旨本文  本研究は、森林学の全体像と社会的意義をわかりやすく伝えることを目的とした書籍『これからの森林学入門』の制作プロセスを報告するものである。主な対象者として、高校生や一般市民など森林・林業との関わりが浅い読者に加え、一定の基礎知識を有する農学・環境系学部の大学生や中学・高校教員等を想定した。特に高校生においては、森林・林業に対する認知が乏しく、伐採=破壊といった誤解も根強い。そこで本書では、森林を生態系として捉える基礎的理解を出発点に、環境保全機能、資源利用、サービスとしての森林、将来の可能性へと段階的に視野を広げる構成を採用した。さらに、専門分野に偏らないバランスを重視し、専門用語は必要最小限に抑えつつ、図版や小見出しを多用することで理解を促進する工夫を行った。章構成は、身近な森から社会との関わりを経て未来の森林学へと連続性を持たせ、読者が自らの関心と森林学との接点を見出せるよう設計した。本発表では、企画立案から構成改訂に至る検討過程を整理し、高校生向け森林学入門書に求められる視点と編集上の課題を考察した。
著者氏名 ○園原和夏 ・ 杉浦克明 ・ 松倉君予 ・ 太田祐子
著者所属 日本大学生物資源科学部
キーワード 入門書, 森林学, 一般向け, 制作プロセス
Key word introductory book, forest science, for the general public, production process