第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

教育部門[Education]

日付 2026年3月18日
開始時刻 16:45
会場名 406
講演番号 C-12
発表題目 ケニア社会林業プロジェクトの成果と教育効果の検証
An Evaluation of the Outcomes and Educational Effects of the Kenya Social Forestry Project
所属 岡山理科大学
要旨本文  本研究はケニア共和国,カジアド県エランガタウワス地区のマサイ族集落において,2003年から20年以上にわたり植林活動を継続してきた「ケニア社会林業プロジェクト」に注目し,その成果および教育効果を検証することを目的とする。2023年に実施した苗木の生存調査では,51世帯で計152本の樹木が保育されていることが確認され,植林や保育の習慣がないとされてきたマサイ族に関する従来の通説を見直す知見が得られた(第135回大会においてポスター発表として報告)。これらの成果を支えた大学生の教育効果を検証するため,2004年以降にプロジェクトへ参加した延べ約300名の大学生が作成した報告書の感想文を対象に,テキストマイニングおよび共起ネットワーク分析を計画している。 本稿は大学生の教育効果に注目し,研究手法の妥当性を検討する予備的研究として,2024年度の参加者13名を対象に分析を行った。その結果,大学生11名分,24,804語から構成される共起ネットワークより,「人間関係形成・社会形成能力」および「自己理解・自己管理能力」の成長が読み取れた。海外をフィールドとする森林環境教育が,持続可能な社会を担う人材育成に寄与する可能性が示唆された。
著者氏名 ○中山紘之
著者所属 岡山理科大学基盤教育センター
キーワード 森林環境教育, 社会林業, 植林活動, ケニア, マサイ
Key word Forest Environmental Education, Social Forestry, Tree-Planting Activities, Kenya, Maasai