第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

教育部門[Education]

日付 2026年3月18日
開始時刻 16:30
会場名 406
講演番号 C-11
発表題目 自然観察のあり方を理解する森林環境教育プログラムの効果
The Impact of a Forest Environmental Education Program on Learners' Understanding of Nature Observation Practices
所属 北海道教育大学
要旨本文  北海道教育大学岩見沢校の学生を対象に、自然観察の知識や技能を体験的に学びながら、さまざまな物事の本質を捉える力を養うことを目的とした森林環境教育プログラムを実施した。プログラム内容は、自然観察の方法、ネイチャージャーナリング(自然観察記録)、ネイチュア・フィーリング(五感を使った自然観察)、リーフアート(葉っぱ切り絵)の4つの活動で構成した。プログラムの教育効果を測るために、実施前後に質問紙調査を行った。項目は自然との共生感尺度、レジリエンス尺度とした。また活動における体験の中身と効果の質を検証するために、実施後に自由記述の調査を行った。質問紙調査の回答データを統計的に分析した結果、参加者の自然との共生感とレジリエンスが有意に向上し、自然に対する感性や親和性を高めるとともに、心理的回復力や物事に対してうまく適応する能力を身につけることがわかった。また自由記述の内容についてテキストマイニングによる対応分析を行い、プログラムの流れの是非、活動ごとの特徴と教育効果との関係を可視化することができた。これらの結果から、自然観察の考え方を導入した森林環境教育プログラムの有効性が明らかとなった。
著者氏名 ○山田亮1 ・ 佐野由輝2 ・ 平田美紗子2
著者所属 1北海道教育大学岩見沢校 ・ 2林野庁北海道森林管理局
キーワード 森林環境教育, 自然観察, 自然保護, ネイチャージャーナリング, ネイチュア・フィーリング
Key word Forest Environmental Education, Nature Observation, Nature Conservation, Nature Journaling, Feeling Connected to Nature