第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
風致・観光部門[Landscape Management and Tourism]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 14:15 |
| 会場名 | 202A |
| 講演番号 | B-10 |
| 発表題目 | 沖縄本島における緑化樹木生産業の現状 Current State of the Landscape Tree Production Industry on Okinawa Island |
| 所属 | 琉球大学 |
| 要旨本文 | 近年の旺盛なインバウンド需要の影響を受け、沖縄県ではホテルやテーマパークなど観光関連施設の開業が相次いでいる。これに伴い、施設に彩を添える緑化樹木の需要が高まっている。沖縄県は道路延長当たりの街路樹の本数が日本一であり、緑化樹木の生産はこれまで街路樹用が中心であったが、その構図が変わりつつある。そこで本研究では、県内における主要産地である今帰仁村を対象として沖縄本島における緑化樹木生産業の現状を把握し、今後の事業展望について考察を行った。調査から以下のことが明らかとなった。生産者の大半が1975年の沖縄国際海洋博覧会を契機に事業を始めた。近年まで公共事業としての街路樹の需要が販売の中核をなしてきたが、コロナ禍を経た現在では観光関連の民間需要が急増しており、この需要は今後数年間は安定的に見込める。問題点としては、緑化樹木生産者の多くが小規模零細であり、生産面積や植栽本数を正確に把握していないこと、さらに農業・林業いずれの補助金制度の対象にもなっておらず経営が不安定であること、などがある。生産者における生産管理及び会計の透明化と、現状に即した補助金制度の創設が今後の業界発展の鍵となろう。 |
| 著者氏名 | ○藍場将司 ・ 鈴木秀昌 ・ 木島真志 ・ 大田伊久雄 |
| 著者所属 | 琉球大学農学部 |
| キーワード | 緑化樹木, 沖縄本島, 緑化樹木生産業 |
| Key word | Landscape Tree, Okinawa Island, Landscape Tree Production Industry |