第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

林政部門[Forest Policy]

日付 2026年3月17日
開始時刻 15:45
会場名 201A
講演番号 A-9
発表題目 素材生産をめぐる取引構造と山林仲介者の位置付け
Transaction structures in timber production and the role of timber broker
所属 鹿児島大学
要旨本文  戦後造林資源が成熟し、本格的な利用期を迎えており、人工林資源活用に向けた素材生産の拡大が推進されている。民有林における素材生産は、素材生産事業体と森林所有者の立木取引を起点として交渉が開始されるが、近年その取引構造は多様化の兆しを見せている。例えば、所有者と素材生産事業体が直接交渉を行う「直接取引」に加え、立木に加えて土地も含めて購入する「土地込み取引」、所有者と素材生産事業体の間に第三者が介在する「仲介取引」がある。中でも仲介取引については、仲介取引割合が高い地域の特徴や、山林所有者・素材生産事業体・山林仲介者の関係性については明らかとなっているが、実態や具体的な取引構造、契約内容といった詳細は十分に明らかにされていない。 本研究においては、仲介者の性格と役割を解明することを目的とし、山林仲介者を対象とした調査を行う。これまで把握されていなかった仲介取引のプロセスを整理するとともに、境界確定等の権利確認・伐採後の再造林の提案といった合意形成の役割を、仲介者と素材生産事業体がどのように分担・補完しあっているのかを明らかにする。
著者氏名 ○佐藤大翼1 ・ 奥山洋一郎2 ・ 滝沢裕子2 ・ 塚田真日2 ・ 森井拓哉3 ・ 御田成顕3
著者所属 1鹿児島大学大学院農林水産学研究科 ・ 2鹿児島大学農学部 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林業経営・政策研究領域
キーワード 素材生産事業体, 主伐, 立木取引
Key word logging contractor, final cutting, timber transaction