第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

林政部門[Forest Policy]

日付 2026年3月18日
開始時刻 11:30
会場名 201A
講演番号 A-22
発表題目 航空レーザ計測データを用いた森林GISによる林業収益性の可視化
Visualisation of Forestry Profitability Using Forest GIS with Aerial Laser Measurement Data
所属 元京都大学
要旨本文 森林情報のデジタル化が政策的に推進される一方、地域ごとに異なる資源量や長径級需要に対応し、事業体の経営判断を支援する手法は少ない。そこでスギ・ヒノキ立木の規格別材積と粗立木価値の推定法を提案するため、鳥取県日南町の航空レーザ計測データを基に、施業単位別に立木資源の材積と価値、および林業収益性を算出できる推定式を作成した。具体的には、相対幹曲線式を改変した採材可能な樹高と梢端の比である有効材長率の導出、玉切り可能な樹幹長を表す有効樹長の推定、二変数材積式を改変した長径級別材積の評価、長径級別材積の集計に基づく市場価逆算法により、粗立木価値を推定した。また、GISを用いて、再造林補助金の補助率等により林業収益性がどのように変化するかを可視化した。本手法はマイクロソフト・エクセルと無償配布されているQGISを使用することから、高価な森林GISソフトにたよることなく、誰もが容易に活用できる仕様となっている。そのため、林業事業体による森林経営計画の作成や基礎自治体による森林整備計画の立案等に役立つと考えられる。
著者氏名 ○金山知広1 ・ 幡建樹2
著者所属 1元京都大学大学院農学研究科 ・ 2真庭トータルコンサルティング株式会社
キーワード 森林GIS, 粗立木価値, 二変数材積式, 林業収益, 森林政策
Key word Forest GIS, Rough standing timber value, Two-way Volume Equation, Forestry Profitability, Forest Policy