第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

林政部門[Forest Policy]

日付 2026年3月18日
開始時刻 11:15
会場名 201A
講演番号 A-21
発表題目 防鹿柵による林業被害軽減の現状と課題
Current Status and Challenges of Deer-Exclusion Fencing for Forestry Damage Mitigation
所属 国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所四国支所
要旨本文 ニホンジカによる我が国の森林被害面積は2014年をピークに減少傾向にあるものの、2023年獣害面積の6割を占めている。また、ニホンジカの分布範囲は拡大傾向にあると推定されており、持続的な林業を営む上でシカ対策が依然として重要な課題となっている。 本研究では防鹿柵による対策に焦点を絞り、より高い防護効果があると考えられているブロックディフェンス方式による設置や、防鹿柵の点検・修繕による効果について、事業体担当者に対してアンケート調査を行い、現場の実感としての効果を把握するとともに、今後の対策について考察を行った。調査対象は森林研究・整備機構森林整備センターの事業を受注している110事業体で回収率は100%となっている。 ブロックディフェンス方式は対象区を小面積の区画に区分する方式であるが、これまでのゾーンディフェンス方式と比較して破損箇所の増減は5割、シカの侵入については6割の事業体が(「非常に減少」、「やや減少」を合算)効果がみられたとの回答があった。また、点検・修繕については9割の事業体で被害の減少に役立っていると回答し、一定の効果が実感されていることが明らかとなった。
著者氏名 ○垂水亜紀1 ・ 米田令仁1 ・ 岡輝樹2 ・ 大谷達也3
著者所属 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所四国支所 ・ 2国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所多摩森林科学園 ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所企画部
キーワード シカ, 防鹿柵, ブロックディフェンス, 維持管理, アンケート調査
Key word Deer, Deer-Exclusion Fence, Block-Based Fencing, Maintenance, Questionnaire Survey