第137回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

林政部門[Forest Policy]

日付 2026年3月18日
開始時刻 9:30
会場名 201A
講演番号 A-16
発表題目 焙乾用薪の生産流通構造
Production and Distribution Structure of firewood for smoking process
所属 鹿児島大学
要旨本文 鰹節や雑節など節製品の製造工程の一つである「焙乾」では、大量の広葉樹薪(以下、焙乾用薪)が使用される。これまで、焙乾用薪の生産と流通に関して、清水(2024)は、鹿児島県枕崎市および指宿市山川町(以下、山川町)で焙乾用薪の供給が困難となり、宮崎県や熊本県、佐賀県から焙乾用薪を購入せざるを得ない状況になっていることを明らかにした。また、清水(2025)は、熊本県天草市牛深町の雑節生産に用いる焙乾用薪の供給が満足ではなく、鹿児島県北部地から薪を購入する雑節製造業者も存在していることを明らかにした。しかし、焙乾用薪の生産と流通に関する研究は鹿児島県と熊本県にとどまっており、大規模鰹節生産地である静岡県を対象とした研究は報告されていない。前述した地域では、焙乾用薪の持続的な供給が危惧されており、静岡県でも同様の可能性がある。本研究では、静岡県焼津市における焙乾用薪の生産と流通の現状について明らかにすることを目的とする。また、鹿児島県、熊本県、静岡県の焙乾用薪生産と流通構造を比較する。加えて、鹿児島県を対象に焙乾用薪の生産コストと適正薪価格を明らかにし、今後の焙乾用薪生産の持続性について考察する。
著者氏名 ○清水浩貴1 ・ 奥山洋一郎2 ・ 滝沢裕子2
著者所属 1鹿児島大学農林水産学研究科 ・ 2鹿児島大学農学部
キーワード 鰹節, 焙乾, 薪, 広葉樹
Key word dried-bonito, smoking process, firewood, broad-leaved