第137回日本森林学会大会 発表検索
講演詳細
林政部門[Forest Policy]
| 日付 | 2026年3月18日 |
|---|---|
| 開始時刻 | 9:15 |
| 会場名 | 201A |
| 講演番号 | A-15 |
| 発表題目 | わが国における梱包材製材の展開 Development of the Packaging Lumber Sawmilling Industry in Japan |
| 所属 | 森林総合研究所 |
| 要旨本文 | 利用樹種や立地などの面で特徴的な梱包材製材の展開をたどることにより、製材業の動態とその要因を探るとともに、梱包材製材の現状を解釈し、展望を示した。利用樹種の面では、・外材の利用が増えたものの、のちに減ったこと、・北海道産カラマツ・トドマツやニュージーランド材への集中が進んだものの、のちに弱まったことが挙げられる。1961年に1割に満たなかった外材は、10年後の1971年には国産材を上回り、1978年には7割を占めるまでになったが、1991年以降は減り続け、2023年には2割にまで縮小した。また、1970年代には南洋材(ラワン材)・米材・北洋材・ニュージーランド材のいわゆる四大外材が拮抗していたが、その後、外材についてはニュージーランド材への一極集中が進んだ。立地の面では、利用樹種とも関わって、北海道・広島県・高知県などへの集中がみられる。原木調達などの面での優位性が影響したものとみられる。2003年以降の都府県産材利用拡大は、ニュージーランド材や北海道産カラマツ材の価格上昇を受けたものとみられるが、製品価格の上昇と出荷量の減少を伴うことから、このまま推移すれば、梱包用材需要の減退もありうると思われる。 |
| 著者氏名 | ○嶋瀬拓也 |
| 著者所属 | 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所北海道支所 |
| キーワード | 梱包・パレット用材, 製材産地, 原料転換 |
| Key word | Packaging and Pallet Lumber, Lumber Production Area, Material Conversion |