第136回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

教育部門[Education]

日付 2025年3月22日
開始時刻 10:30
会場名 S12
講演番号 C-11
発表題目 中学校の総合的な学習の時間における地域資源を活かした自然体験活動
Nature experience activity using local resources in the period for integrated studies of junior high school
所属 北海道教育大学岩見沢校
要旨本文 学校教育において最新の学習指導要領にあるように、教科学習の中で主体的・対話的で深い学びという学習方法で、授業が進められている。森林教育・野外教育分野における自然体験活動では、地域資源の特徴を活かした活動プログラムの開発が求められている。本事例は、国内有数の豪雪地帯として有名な北海道岩見沢市の公立中学校の総合学習のひとつとして行った雪を活かした自然体験活動の実践事例である。雪という自然に触れて体験するだけではなく、雪が農業や生活には必要不可欠なものであることを理解したり、協同・創作的な活動を通して生徒の社会的スキルを向上させることをねらいとしている。この事例の中学校では、夏季にも自然体験活動を実施しており、夏季と冬季で連動したプログラムの開発と実施に取り組んでいる。本報告では、活動プログラム体験が中学生に与える教育効果を、心理尺度を使用した質問紙調査、教員へのインタビュー調査の結果をもとに検証した。その結果、心理尺度を用いたプレポスト調査のデータの分析から、活動プログラムによる中学生への効果が認められた。本研究により、学校教育における自然体験活動の新たな可能性が示唆された。
著者氏名 ○山田亮1 ・ 白川勝信2 ・ 鈴木哲平1 ・ 武田丈太郎1 ・ 山本理人1
著者所属 1北海道教育大学岩見沢校 ・ 2共創資産研究所
キーワード 岩見沢市, 中学校, 総合学習, 雪の活動
Key word Iwamizawa city, Junior high school, The period for integrated studies, Snow activity