講演詳細

S9. スマート林業の現場実装を見据えた研究開発[The smart forestry, from research and development to implementation]

日付	2024年3月8日
開始時刻	14:15
会場名	442
講演番号	S9-6
発表題目	林業アプリWoodRepoユーザの利便性向上と効率的運用への取り組み Enhancing User Convenience and Efficient Operation of the Forestry App WoodRepo
所属	株式会社エイブルコンピュータ
要旨本文	林業支援アプリケーションWoodRepoの特徴は、全天球画像（360°カメラ撮影）やUAVによる空中写真由来のオルソ画像から、材積・用途区分の推定値及び森林境界線界候補を提供することである。これら機能により施業計画作業を省力化することを目標とする。目標の実現のためには、機能単体の有用性のみならず、実務上利用しやすい様態でユーザーに機能提供する必要がある。このためWoodRepoでは、提案型集約化施業での利用を想定し、これら機能を施業提案プロセスに落とし込んだ。現在、提案型集約化施業の計画作業には表計算やGISといった汎用的なものから、より森林施業向けに特化したものまで多岐にわたるアプリケーションが利用される。同時に、林業従事者のITリテラシーが向上し、多様なアプリケーションを駆使している。しかし、スキルの高い従事者でも、様々なアプリケーションを横断的に使用することへの煩わしさを感じている。本発表では、こうしたユーザーの意見を組み上げ、よりよいアプリケーションとするための取り組みを紹介する。なお本研究は生研支援センター「イノベーション創出強化研究推進事業（JPJ007079）」の支援を受け実施した。
著者氏名	○上野直人1 ・ 村上良平1 ・ 木村一也2 ・ 山路佳奈2 ・ 熊本悦士3 ・ 長田茂美3 ・ 松井康浩3 ・ 矢田豊4
著者所属	1（株）エイブルコンピュータ ・ 2石川県森林組合連合会 ・ 3金沢工業大学 ・ 4石川県農林総合研究センター林業試験場
キーワード	施業提案, Webアプリケーション, 人工知能
Key word	Forestry Practice Proposal, Web Application, Artificial Intelligence