第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

S3. 昆明・モントリオール生物多様性枠組実現に向けた産学官の役割:方法論の議論を中心に[The Role of Industry, Academia, and Government in Realizing the Kunming-Montreal Global Biodiversity Framework: Focusing on Methodological Discussions]

日付 2024年3月8日
開始時刻 9:00
会場名 432
講演番号 S3-2
発表題目 生物多様性の価値評価とWeb調査分析
Web survey analysis in non-market valuation of biodiversity
所属 京都大学
要旨本文 生物多様性の価値には利用価値と非利用価値が含まれるが,どちらの場合もアンケート調査のデータが用いられることが多い。従来は,訪問者を対象に現地でアンケート調査を実施したり,調査票を郵送で回答してもらう郵送調査が行われることが多かったが,今日ではWeb調査が用いられることも増えている。本報告では,生物多様性の価値評価におけるWeb調査分析の手順を示すとともに,今後の可能性と課題について検討する。第一に,景観価値やレクリエーション価値などの利用価値の評価に用いられるトラベルコスト法を対象にWeb調査分析の可能性を検討し,現地で訪問者を対象としたオンサイト調査と比較を行う。第二に,希少種保全などの非利用価値の評価に用いられる選択型実験を対象にWeb調査分析の具体的な手順を示すとともにWeb調査の利点と課題を検討する。Web調査では従来の郵送調査では不可能な複雑な調査が可能であり,回答者にカスタマイズした調査が可能であるが,回答者がインターネットに接続可能な回答者に限定される。そして,第三に,Web調査の今後の発展の可能性について検討する。
著者氏名 ○栗山浩一
著者所属 京都大学大学院農学研究科
キーワード 環境評価, 選択型実験, トラベルコスト法
Key word environmental valuation, choice experiment, travel cost method