第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

T5. 樹木根の成長と機能[Development and function of tree roots]

日付 2024年3月8日
開始時刻 ポスター発表
会場名 542
講演番号 PT5-14(学生ポスター賞審査対象)
発表題目 スギ林土壌の巨礫の有無に着目した二周波地中レーダによる推定根系の比較
Comparison of estimation of root structure of Cryptomeria japonica using dual-frequency GPR focusing on boulders
所属 名古屋大学大学院
要旨本文 樹木根系の広がりを明らかにすることは、斜面の表層崩壊防止機能の評価に重要である。電磁波の反射を用いる地中レーダ(GPR)を用いて、非破壊で効率よく根の位置を推定する研究が進んでいるが、方法論は確立されていない。演者らはこれまでに、名古屋大稲武フィールドの巨礫を含む土壌に生育するスギ2個体と巨礫を含まない土壌に生育するスギ2個体の計4個体について、800 MHzと300 MHzの二周波GPR探査を行った。その後、全根系を掘り取り、GPR反射波で検出された根の位置と掘りとった根の位置の整合性を調べた。その結果、根系最大深さが110 cm〜170 cm程度のスギ根系では800 MHzのほうが300 MHzより根の検出に適していること、巨礫の存在が樹木根の検出を制限していることを示唆した。本研究では、GPR画像から推定された根の直径と位置座標を用いて根系構造を推定し、掘り取られた根系構造と比較することで、巨礫の有無による根系構造の推定精度を検証することを目的とした。本発表では上記スギ4個体で探査取得された800 MHzのGPR画像について、巨礫の有無による根の検出精度および根系構造推定への影響について報告する。
著者氏名 ○金子祥也1 ・ 谷川東子2 ・ 藤堂千景3 ・ 池野英利4 ・ 山瀬敬太郎3 ・ 大橋瑞江5 ・ 檀浦正子6 ・ 杁山哲矢1 ・ 黒見信輔1 ・ 柳瀬亮太1 ・ 平野恭弘1
著者所属 1名古屋大学大学院環境学研究科 ・ 2名古屋大学大学院生命農学研究科 ・ 3兵庫県農林水産技術総合センター森林林業技術センター ・ 4福知山公立大学情報学部 ・ 5兵庫県立大学環境人間学部 ・ 6京都大学大学院農学研究科
キーワード 地中レーダ, 粗根, 掘り取り
Key word Ground penetrating radar, Coarse root, Root excavation