第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

動物・昆虫部門[Forest Insects and Animals]

日付 2024年3月8日
開始時刻 ポスター発表
会場名 543
講演番号 PL-6(学生ポスター賞審査対象)
発表題目 ヒノキ人工林における階層構造と繁殖期および越冬期の鳥類種多様性の関係
Vertical stratification and bird species diversity during the breeding and wintering seasons in hinoki plantations.
所属 宮崎大学院
要旨本文 森林性鳥類の種多様性は森林の階層構造や餌となる果実生産状況、周辺の景観構造の影響を受けて変動する。本研究ではヒノキ人工林における鳥類の種多様性保全機能を階層構造の点から評価することを目的とした。宮崎大学演習林においてヒノキ単層林、ヒノキ複層林、ヒノキと広葉樹の混交林、常緑広葉樹林を調査地とし、2021年から3年間、繁殖期および越冬期の鳥類相を調査した。その結果、ヒノキ人工林は基本的には階層構造が複雑になるほど鳥類種多様性が高くなった。特に、越冬期よりも繁殖期でその傾向が大きかった。各階層のうち、鳥類種多様性に大きく寄与していたのは林冠層への広葉樹の混交であった。亜高木層の形成樹種はヒノキであっても広葉樹であっても鳥類種多様性に大きな違いを生じさせなかった。これらの結果は周辺景観の影響を受けて変動することも示された。
著者氏名 ○西鈴音1 ・ 平田令子2 ・ 伊藤哲2
著者所属 1宮崎大学大学院農学研究科 ・ 2宮崎大学農学部
キーワード 単層林, 複層林, 果実生産, 周辺景観, 種子散布
Key word single-layered forest, multiple-layered forest, fruits production, surrounding landscape, seed dispersal