第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

造林部門[Silviculture]

日付 2024年3月10日
開始時刻 ポスター発表
会場名 531
講演番号 PE-40
発表題目 オノエヤナギの伐採時期および伐採方法が萌芽発生量に与える影響
Effect of the season and method of harvest of Japanese willow trees for the amount of resprout bud
所属 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 林木育種センター 東北育種場
要旨本文 ヤナギは寒冷地における早生樹の一つである。萌芽性が非常に高いことから、ヤナギの枝を穂木として地面に直挿しし、2~4年間サイクルで複数回の収穫を可能とする栽培モデルが構築されている。日本では北海道で栽培試験が行われ、成長が早く萌芽性の高いオノエヤナギなどが栽培に適した種であり、優良クローンも選抜されているが、これらを普及するには、効率的な穂木の生産技術を開発する必要がある。本研究では、ヤナギの成木を対象に伐採時期と伐採する高さがその後の萌芽発生量に与える影響を検討した。試験は、山形県内2箇所の休耕田に天然更新したオノエヤナギを対象に行った。伐採高は地際と約80cmの高さの2段階、時期は6月、8月、晩秋の3回とし、翌年秋に枯損率と発生した萌芽から採取可能な穂木数を調査した。晩秋の高い位置で伐採した株は枯損率が低く、採取可能な穂木の数も多い傾向であった。そのため、穂木の生産のためには晩秋などヤナギの休眠期に、高い位置で伐採することが望ましいと考えられた。本研究は、林野庁補助事業「エリートツリー等の原種増産技術の開発事業(3)早生樹の増殖技術の高度化と実用化の開発」により実施した。
著者氏名 ○矢野慶介1 ・ 宮下智弘2 ・ 谷口亨3
著者所属 1国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所林木育種センター東北育種場 ・ 2山形県森林研究研修センター ・ 3国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所森林バイオ研究センター
キーワード ヤナギ, 萌芽発生, さし木
Key word willow, resprout, cutting