第135回日本森林学会大会 発表検索

講演詳細

風致・観光部門[Landscape Management and Tourism]

日付 2024年3月10日
開始時刻 14:30
会場名 413
講演番号 B14
発表題目 高温は都市緑地・近郊林の訪問者数を変化させたか:ビックデータによる解析
Does high temperature change the number of visitors to urban green spaces and suburban forests?: A big data analysis
所属 北海道大学
要旨本文 2023年の夏の札幌は記録的な猛暑に見舞われた。本研究では、2023年の都市公園・緑地の利用者数を過去のそれらと把握することで、気候変動による夏季高温下での都市公園・緑地の利用者数の減少を理解することを試みた。2023年の7・8月と、COVID-19による行動規制の影響がなかった2018・19年の7・8月を対象期間とした。対象地は札幌市の主要な大規模都市緑地15か所である。熱中症患者が著しく増加する暑さ指数28℃でサンプルを分割して、サブサンプルごとに計測した利用者数を応答変数、暑さ指数を説明変数とし回帰分析を行った。この回帰分析では、暑さ指数以外の変数はコントロールされていないので、傾向スコアマッチングによって、暑さ指数28 ℃前後で利用者数に差があるかについて確認を行った。全体的な傾向として、暑さ指数28℃未満では利用者数に減少や増加といった明確な傾向はないが、暑さ指数28℃以上では利用者数は明確に減少していた。傾向スコアマッチングの結果も、曜日や天候などの影響を加味しても暑さ指数28℃以上では利用者数が有意に減少していることを示していた。
著者氏名 ○若山茉央1 ・ 豆野皓太3 ・ 庄子康2 ・ 愛甲哲也2
著者所属 1北海道大学農学部 ・ 2北海道大学大学院農学研究院 ・ 3東北大学大学院農学研究科
キーワード 都市緑地, 都市近郊林, 高温, 札幌市, 訪問行動
Key word urban green spaces, suburban forests, high temperature, City of Sapporo, visiting behavior