No.48 旧青森営林局庁舎(現青森市森林博物館)

きゅうあおもりえいりんきょくちょうしゃ(げんあおもりししんりんはくぶつかん)

番号 No.48
登録年度 2021年度
認定対象 旧青森営林局庁舎
分類・形式 建造物
成立年代 1908年
所在地 青森県青森市柳川2丁目4-37
所有・管理者 青森市教育委員会事務局文化遺産課文化財保護チーム

旧青森営林局庁舎は、1908(明治41)年に竣工したルネッサンス式の木造二階建て建築物であり、構造材から造作材、外壁に至るまで青森県津軽、下北地方のヒバ材によるものである。青森営林局は、青森県・岩手県・宮城県の3県に位置する国有林100万ha(1914(大正3)年)という広大な面積の国有林経営の中核的施設であった。青森貯木場と青森製材所、津軽森林鉄道が併設する国内最大規模の林業拠点として、明治期には知名度に乏しかった青森ヒバの集材・製材・流通に大きく貢献し、地域の発展を支えた。旧青森営林局庁舎はそれらの歴史を象徴する建築物である。青森営林局の新庁舎への移転後、青森市へと譲渡され、1982(昭和57)年からは青森市森林博物館として開館。林業遺産として登録されている津軽森林鉄道の車両群等のほか、青森ヒバに関する展示等が行われており、青森の森林文化や林野行政の歴史を今に伝えており、林業遺産としての価値が認められる。

備考:文部省営繕建築技師・久留正道設計、青森市指定有形文化財

 

  • 1909(明治42)年の外観

  • 1919(大正8)年の外観

  • 大正期の正面写真

  • 1967(昭和42)年頃の青森営林局周辺(貯木場や製材所など)

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