No.12 飫肥林業を代表する弁甲材生産の歴史

おびりんぎょうをだいひょうするべんこうざいせいさんのれきし

番号 No.12
登録年 2014年
認定対象 江戸期に成立した飫肥林業を代表する疎植林の景観が維持された「川越本店所有林」及び「三ッ岩林木遺伝資源保存林」・弁甲材の輸送のために開削された「堀川運河」・弁甲材生産の特徴であるはつり作業等に使用された道具類・飫肥林業の発展を示す山林台帳・契約書類・写真・映画「飫肥杉の一生」等の資料群
分類・形式 林業景観・建造物・道具類・資料群
成立年代 江戸時代
所在地 ・林業景観:川越本店所有林(宮崎県日南市北郷町北河内字日平109)、三ッ岩林木遺伝資源保存林(宮崎県日南市北郷町北河内三ッ岩国有林91あ林小班)
・堀川運河:宮崎県日南市油津地区
・道具類・資料群: (株)川越本店(宮崎県日南市園田3丁目6番13号)
所有・管理者 (株)川越本店、宮崎南部森林管理署、宮崎県油津港湾事務所

飫肥林業は、江戸時代に飫肥藩における造林政策によって形成された林業地である。生産される飫肥杉は、油分が多く軽く柔らかい特徴から船の材料に適しており、「弁甲材」として国内外に出荷する産地に発展した。この過程では、育林から伐採、加工、流通に至る一連の供給体系が、最終消費者となる造船業に対して有利な条件で取引ができるような形で定着することになり、そのことを示す建造物・道具類・資料群も残されている。

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