森林学会関係者による農学賞及び日本農学賞受賞者一覧

日本の農学研究者間における最高の栄誉とされる「日本農学賞」の受賞者のなかで、森林学会関係者について整理しています。

農学賞および日本農学賞受賞者一覧
(森林学会関係者のみ)

賞状番号 年度 種別 氏名 業績
551 2022(令和4) 谷 誠 森林の水源涵養機能に関する研究
535 2020(令和2) 津村 義彦 森林の遺伝的保全管理に関する研究
516 2017(平成29) 中村 太士 集水域生態系の保全と管理
467 2010(平成22) 寳月 岱造 分子生態学的手法による樹木―外生菌根菌共生系の繁殖生態に関する先駆的研究
438 2006(平成18) 箕輪 光博 森林の計測,成長および評価に関する数理科学的研究
388 2000(平成12) 木平 勇吉 持続可能な森林管理のための森林計画システムの研究
360 1996(平成 8) 佐々木 惠彦 熱帯多雨林樹種の生理特性と更新機構の解明に関する研究
346 1994(平成 6) 塚本 良則 侵食谷の発達様式に関する研究
295 1986(昭和61)) 只木 良也 森林生態系の物質生産構造及び環境保全機能に関する研究
269 1982(昭和57) 中島 巌 空中写真利用による森林調査法に関する研究
248 1979(昭和54) 中野 秀章 森林伐採および伐跡地の植被変化が流出に及ぼす影響に関する研究
230 1976(昭和51) 四手井 綱英 森林生態学に関する基礎的研究
219 1974(昭和49) 徳重 陽山
真宮 靖治
森本 桂
マツ類の材線虫に関する研究-いわゆる「松くい虫」被害の原因究明
199 1971(昭和46) 塩谷 勉 部分林制度の史的研究
133 1960(昭和35) 館脇 操 北太平洋諸島の森林生態学的研究
128 1959(昭和34) 嶺 一三 収穫表に関する基礎的研究と信州地方カラマツ林収穫表の調製
120 1958(昭和33) 遠藤 隆一 重力式砂防堰堤における三次元応力の研究
114 1957(昭和32) 加藤 誠平 運材用索道主索の設計および検定法に関する研究
(5) 1952(昭和27) 伊藤 一雄 紫紋羽病に関する研究
(4) 1951(昭和26) 大政 正隆 ブナ林土壌の研究
63 1949(昭和24) 山崎 次男 花粉分析法による北日本森林の変遷に関する研究
53 1947(昭和22) 荻原 貞夫 静土圧に関する研究
50 1946(昭和21) 三好 東一 檜に関する材質の生態的研究
43 1944(昭和19) 長谷川 孝 林木種子の活力に関する実験的研究
36 1943(昭和18) 宮崎 榊 四国森林植生と土壌形態との関係について
32 1942(昭和17) 河田 杰 海岸砂丘造林法
12 1936(昭和11) 金平 亮三 南洋群島植物誌
2 1931(昭和6) 寺崎 渡 実験間伐法要綱
2020(令和2)
賞状番号535
種別
氏名津村義彦
業績森林の遺伝的保全管理に関する研究
2017(平成29)
賞状番号516
種別
氏名中村太士
業績集水域生態系の保全と管理
2010(平成22)
賞状番号467
種別
氏名寳月岱造
業績分子生態学的手法による樹木―外生菌根菌共生系の繁殖生態に関する先駆的研究
2006(平成18)
賞状番号438
種別
氏名箕輪 光博
業績森林の計測,成長および評価に関する数理科学的研究
2000(平成12)
賞状番号388
種別
氏名木平 勇吉
業績持続可能な森林管理のための森林計画システムの研究
1996(平成8)
賞状番号360
種別
氏名佐々木 惠彦
業績熱帯多雨林樹種の生理特性と更新機構の解明に関する研究
1994(平成6)
賞状番号346
種別
氏名塚本 良則
業績侵食谷の発達様式に関する研究
1986(昭和61)
賞状番号295
種別
氏名只木 良也
業績森林生態系の物質生産構造及び環境保全機能に関する研究
1982(昭和57)
賞状番号269
種別
氏名中島 巌
業績空中写真利用による森林調査法に関する研究
1979(昭和54)
賞状番号248
種別
氏名中野 秀章
業績森林伐採および伐跡地の植被変化が流出に及ぼす影響に関する研究
1976(昭和51)
賞状番号230
種別
氏名四手井 綱英
業績森林生態学に関する基礎的研究
1974(昭和49)
賞状番号219
種別
氏名徳重 陽山
真宮 靖治
森本 桂
業績マツ類の材線虫に関する研究-いわゆる「松くい虫」被害の原因究明
1971(昭和46)
賞状番号199
種別
氏名塩谷 勉
業績部分林制度の史的研究
1960(昭和35))
賞状番号133
種別
氏名館脇 操
業績北太平洋諸島の森林生態学的研究
1959(昭和34)
賞状番号128
種別
氏名嶺 一三
業績収穫表に関する基礎的研究と信州地方カラマツ林収穫表の調製
1958(昭和33)
賞状番号120
種別
氏名遠藤 隆一
業績重力式砂防堰堤における三次元応力の研究
1957(昭和32)
賞状番号114
種別
氏名加藤 誠平
業績運材用索道主索の設計および検定法に関する研究
1952(昭和27)
賞状番号(5)
種別
氏名伊藤 一雄
業績紫紋羽病に関する研究
1951(昭和26))
賞状番号(4)
種別
氏名大政 正隆
業績ブナ林土壌の研究
1949(昭和24)
賞状番号63
種別
氏名山崎 次男
業績花粉分析法による北日本森林の変遷に関する研究
1947(昭和22)
賞状番号53
種別
氏名荻原 貞夫
業績静土圧に関する研究
1946(昭和21)
賞状番号50
種別
氏名三好 東一
業績檜に関する材質の生態的研究
1944(昭和19)
賞状番号43
種別
氏名長谷川 孝
業績林木種子の活力に関する実験的研究
1943(昭和18)
賞状番号36
種別
氏名宮崎 榊
業績四国森林植生と土壌形態との関係について
1942(昭和17)
賞状番号32
種別
氏名河田 杰
業績海岸砂丘造林法
1936(昭和11)
賞状番号12
種別
氏名金平 亮三
業績南洋群島植物誌
1931(昭和 6)
賞状番号2
種別
氏名寺崎 渡
業績実験間伐法要綱
種別	富:富民協会賞,安:安藤広太郎賞

注)1.	日本農学会の創立は1930(昭和5)年で,それ以前は農学会と称していた。農学賞は1925(大正14)年から毎年授与されており,1941(昭和16)年以前は「農学賞」,以後は「日本農学賞」となっている。

注)2.	農学賞には安藤賞,富民協会賞など数種の特別賞があったが,別扱い,廃止,受賞実績なしなどの理由により,1960(昭和35)年以後は「日本農学賞」のみが授与されている。

注)3.	賞状番号は従来不統一であったが,1954(昭和29)年以降は通し番号に統一された。

注)4.	1925(大正14)年度以来,2002(平成14)年度までの受賞総件数は429件,受賞者総数は537名である。

注)5.	本表は「農学賞および日本農学賞受賞総覧」の中から森林学会関係の受賞者を抜き出したものだが,1956(昭和31)年以前については,当時の林学会推薦によるものか否かの確認はできていない。