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第127回日本森林学会大会:学会企画2

大学院生のための申請書作成指南
-学術振興会の特別研究員(DC1〜PD)の応募手法-

コーディネータ:黒田慶子(日本森林学会副会長,神戸大学)

日時 3 月 29 日 13:30~14:30 会場 1 号館 121 講義室

学術振興会には様々な研究支援制度があるが,その詳細な情報が当事者に届かず,十分に把握されていない面がある。森林科学分野の大学院生の申請が活発でないことを残念に思い,このシンポジウムを企画した。

学術振興会には研究員制度(DC1 から PD,SPD)があり,大学院博士課程後期課程の学生および博士号取得者に対して,研究奨励金および研究費の支給を行っている。しかし森林科学分野ではその応募者が他の研究分野よりも少ない傾向が見られる。この研究員に採用されると,研究経費や生活の心配をせずに研究に没頭できる。博士課程進学を迷っている場合や,経済面の心配がある場合にもぜひ,この制度に積極的に応募して欲しいと考えている。博士課程進学が活発になることを願って,書類作成の手法やコツについて解説する機会を作りたい。

なお,特別研究員(DC1,DC2, PD, SPD)とは,日本学術振興会が,将来の学術研究を担う優れた若手研究者を養成・確保するため創設したもので,その目的は次のように説明されている。「指導的研究者となる意欲と優れた能力を有する者が進んで博士課程後期に進学することを奨励するため,大学院博士課程在学者を対象とする特別研究員-DC の採用について,それまで,博士課程後期第 2 年次からとなっていた資格を第 1 年次在学者からとすることにし,この者に係る採用期間も 3 年間とすることとしました。」

申請者総数に対して一定割合の採択となるため,応募数が少ない場合は研究能力を有する学生が採用されない恐れがある。申請書を書くことはそれほど難しいことではないので,積極的な応募が望まれる。

このセミナーでは,申請から採択までの手続き概要と,申請書の基本的な書き方についてまず説明する。また,学術振興会の審査のポイントなども伝えたい。身近に採択者や申請者がいない場合はどのような制度かわかりにくいと思うので,この研究員に採用された大学院生に,申請書の作成のコツなどを説明してもらう。

(1)制度概要の解説 黒田慶子(日本森林学会副会長,神戸大学)
(2)応募事例の紹介 東 若菜(神戸大学大学院博士後期課程 3 年)