【報告】2019年3月22日 ランチョンWorkshop

ダイバーシティ推進 ランチョンWorkshop2019 報告

ダイバーシティ推進委員会

大会3日目の3月22日の午後、「ダイバーシティ推進 ランチョンWorkshop2019」が開催されました。このミーティングは、2018年度より設けられたダイバーシティ推進委員会の企画です。

現在、「ダイバーシティ:多様性」という言葉は学界だけでなく、社会的にもあちこちで耳にするようになりました。ダイバーシティは私たちの日本森林学会においても重要な意義を持っています。一人一人の会員が日頃抱えている問題や、なかなかアウトプットすることができない悩み、要望などを気軽に開示、共有することがダイバーシティの推進に繋がると考えられ、その場として、今回のワークショップを設定しました。

当日は、若手・ポスドク問題、外国人、女性会員の活躍の推進、介護や子育て、ワークライフバランス問題などのテーマの紙がテーブルの上に並べられ(写真1)、参加者それぞれがいま関心を持っているテーマを選び、各自の思いを自由に無記名で書き、それらを集約して発表していく形がとられました(写真2)。司会は、ダイバーシティ推進委員長の高山範理(森林機構)、ワークショップの進行は同主事の竹内啓恵(東京大学)がつとめました。冒頭では、黒田慶子学会長、田中浩副学会長(写真3)からも、学会の各会員が抱えている様々な問題を傾聴し、そこから学会の活動を盛り上げていくことの重要性について話していただきました。

写真1

写真1

写真2

写真2

写真3

写真3

約1時間のワークショップでしたが、約40名の参加者からはまさに百花繚乱の思いが出され、その問題、悩み「多様性」にも瞠目する思いでした(写真4)。その問題、悩みは、「仕事量・時間・収入とのバランス」「人との関係」「企業との関係」「言葉の壁」「情報共有不足」などが挙げられ、それらを集約すると、いずれも「コミュニケーション」に起因するものであることが導き出され、その問題、悩みに向きあい、解決していく手段もまたコミュニケーションであることが同時に提起されました。そのまず一歩として、今回のワークショップの意義があったように感じています。「日頃の悩みを表すことができてよかった」「他の人も同じような悩みを持っていることを聞くことができて良かった」との声も実際に参加者から聴くことができました。これらの思いを自由に、気軽に出せる雰囲気づくり、場づくりをこれからも働き掛けてまいります。

写真4

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最後に、開催側としては、今回どれくらいの人が集まってくれるか、進行はうまくできるのか、などのいくつもの不安がありましたが、いざふたを開けてみると参加者の皆様の活発な意見交換のおかげで盛況に、スムースに終えることができ、あっという間の1時間余となりました。お集まりいただいた皆様、本当にありがとうございました。また、各グループの進行役等をつとめたダイバーシティ推進委員会委員(玉井委員、岩永委員、木村委員、山川委員(以上、森林機構)、武委員(筑波大)、片桐委員(岐阜県森林研)、塚原委員(新潟県森林研))、そして急遽、進行役に抜擢され、その上、写真や報告のご提供をご協力いただきました上原巌先生(東京農業大学)に、厚くお礼申し上げます。